今回から連載で動物の自然治療について紹介させていただく事になります。まずはじめに、「自然治療と現代治療はどう違うの?」と思われている方も多いと思いますので、簡単に説明してみます。
現代治療は西洋医療とも言われ、近年の科学の発達に伴い、分析や実績を通して科学的に証明された概念を基に築き上げられた医療を言います。主に外科的手法や薬物療法に重点が置かれています。また、検査により、血液、尿、細胞、レントゲン・CT・MRI画像などを分析し、検査値の異常を見つけることにより、診断を下します。
出ている症状、検査の異常値を病気として認識するため、治療の対象は症状を消すこと、異常値を正すこと、悪い部分を切除することが目的となります。
よって治療には、抗炎症薬、抗高血圧薬、抗アレルギー薬、抗生物質、抗うつ薬などのように「抗〜」という、症状に対抗するための薬がよく使われています。
一方、自然治療は代替医療とも言われ、科学的方法で証明されてこなかった、伝統的、経験的手法を言います。治療法は自然界に存在する治療因子を用います。すなわち、熱や光、自然食、薬草、ホメオパシー、鍼灸、マッサージ、などです。また、症状は体の不調和のサインとみなすので、治療は症状のみを消すことではなく、症状を起こしている原因を見つけ、体の方の治癒力を高めることで、原因を追い払う手助けをするものです。
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