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【チロとサクラのクリニック】渡辺由香先生より

『ホリスティック』という言葉を最近よく聞くようになってきました。

 ホリスティック=全体

医療においてもこのホリスティック的な見方をするようになってきました。

西洋医学(現代医学)は出ている症状を見てどうするか考え、その症状が治まることを良しとする。

その場合、『薬』を使用する事が多いです。

しかし、このホリスティック的な医療の場合は、その人、その犬、その猫の全体を診て行きます。

症状が出ている原因をその部分だけではなく、性格、環境、最近の出来事など、症状が出た原因を探ります。

そして『薬』ではなく、食事面での改善、生活習慣での改善、自然治療法をし、全体を良くする事により症状を改善します。

こんな方法で動物たちを診察してくださる獣医さんも最近はほんの少しですが増えて来ています。

自然な治療法で動物たちの体や心を診察してくださいる獣医さん。

私たちann.がとっても頼りにしている獣医さんをご紹介致します。

神奈川県でホリスティック治療をされている【チロとサクラのクリニック】院長 渡辺由香先生です。

先生よりコメントを頂いておりますので、ご紹介させて頂きますね。

 

動物たちの健康は食事から

病気になってから、あわてて獣医さんに駆け込むという考えから、病気を未然に防ぐために、おうちで日ごろから行うナチュラルケアーを取り入れるという考えへの転換が広がってきています。
このナチュラルケアーの基本は、なんといっても食事から始まると私は考えています。

近年、アメリカに続いて日本でも皮膚アレルギーや慢性胃腸炎、関節疾患、腫瘍などの慢性難治性疾患が急増しています。これらの現象は、ペットフードの普及と何か関係があるのではないかと懸念され、アメリカのD.Fマックガーグル獣医師などによる調査が行われました。そして、その因果関係を訴える獣医師や愛犬家の間から、ペットフードの見直しや、手作りフードの広がりが見られるようになって来ました。
私自身も、体の不調を食の改善によって克服した経験から、動物にも手作り食や、人間が安全に食せる食材で作られたペットフードをおすすめしています。

実際に食事を手作りごはんや自然食フードに変えて、皮膚疾患や、胃腸炎の症状が良くなったコは多くいます。

又、体のことばかりではなく、食事を通して動物との絆が深まったり、飼い主さん自身の食の見直しができたり、地球に優しい暮らしに目覚めたり、嬉しいおまけがたくさんついてきます。
手作りごはんは、愛情面、健康面、経済面、から見ても大変良いものです。ですが、忙しくて手作りが無理な時や、全て手作りが大変なこともありますね。

そんな時には、良質のペットフードを酵素と一緒に与えてあげてください。ワンちゃんネコちゃんも良いフードも喜んで食べてくれますよ。そして、新鮮で良い食材が手に入ったときには、おいしいごはんを作ってあげてください。
楽しみながら良いごはんを食べてもらうと、お互いの免疫も上がり病気の予防にもつながります。

食事を正し、楽しんで、動物も人も家族そろって元気な毎日をお過ごしください。

 



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