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犬の栄養と食事
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Vol.06 健康な犬
専門知識が少ないまま製造されたドッグフードの場合、犬が生きるために必要としている繊維質が不足していることが多く、規則正しい消化と排便の機能を助ける役目を果たしません。

その結果、身体の中にさまざまな老廃物が残ってしまいます。心臓、肝臓、腎臓、消化器官と全体の新陳代謝に負担がかかり、正しく機能しなくなります。 多くの犬にとって本来の自然な形である食生活とそのための環境がない現代の場合、逆に飼い主の皆様が家の中にその自然を取り入れなくてはならないのです。

成長が終わった犬は1日に2食必要としています。1食目は牛肉、心臓、子牛の軟骨部分や胃袋などとサプリメントを混ぜて与えます。2食目としては栄養がたっぷり入ったドライフードをあげましょう。

専門家の間でも意見が分かれるのですが、私たちの経験ではお肉の食事を午前中に、そして夕方にドライフードを与える方が犬にとって効果的で、一日中元気でいられることが分かっています。 皆様は果物と野菜を犬に与えることに違和感があるかもしれません。しかし、私どもはこの二つをとても重視しています。ここでいう果物とは、林檎、洋梨、プラム、時々はオレンジまたは手に入ればナッツ類などを想定しています。また、野菜は人参や細かく刻んだサラダ菜あるいはほうれん草などです。すべて生の状態で、農薬がついていないものを細かく切ってフードに混ぜます。これを追加することは毎日の食事プログラムを栄養十分なものにします。 とにかく、お試し下さい!はじめは愛犬自信も果物や野菜に慣れていないため、難しいこともありますが、徹底して継続していただくと成果は必ずあらわれてきます。

・水分補給
水のみですが、食塩をひとつまみ加えます。食前と食後の時を除いて、水は常にフレッシュで冷えているものにしましょう。屋外で食事を与えている方は、水用の容器を木陰などの涼しいところに置いておくようにして下さい。

・定期的な断食
これも一定量の食事と同じような、自然な形に近い食生活パターンの一部です。この習慣はすでに5ヶ月目の幼犬の時から取り入れましょう。半日食事を抜かすだけで十分です。8ヶ月目以降は、定期的な断食は内臓の回復に非常に役立ちます。新鮮な水以外、その日は何も与えないようにしましょう。


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